サイディング外壁の種類は?それぞれの特徴やデザインを紹介

サイディング外壁の種類は?それぞれの特徴やデザインを紹介

「どのサイディングを選べばいいかわからない!」「自分の家のサイディングがどの種類か知りたい!」と感じている人はいませんか?

サイディングは日本の住宅で最も使用されている外壁材であり、さまざまな種類があります。

そのため、サイディングの種類選びを間違えてしまうと、さまざまな面で生活に悪影響を与えてしまう可能性が高くなります。

せっかく新しく家を建てたのに、サイディングが原因でトラブルになりたくないですよね。

そこで本記事では、自分の家に最適なサイディングを選びたいと思っている人向けに、サイディングの種類や特徴などを解説します。

ぜひ最後までご覧ください。

目次

サイディング外壁とは

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サイディングとは住宅の外壁に取り付ける外壁材の一つであり、耐久性が高く、外壁をしっかりと保護するのが大きな特徴です。

また、デザインの選択肢が豊富で、木目調やタイル調など好みに合わせた外観に仕上げられます。

さらに、サイディングは断熱性や防音性を向上できるため、居住空間をより快適に保つ役割も果たします。

しかし、サイディングのつなぎ目に使用されているコーキングが劣化したり、塗装が劣化してくる点などがデメリットです。

そのため、コーキングの打ち直しや再塗装などのメンテナンスに注意する必要があります。

サイディング外壁の種類

サイディング外壁の種類は?それぞれのメンテナンス方法を紹介

サイディングには、主に4つの種類があります。

  • 窯業系サイディング
  • 金属系サイディング
  • 木質系サイディング
  • 樹脂系サイディング

窯業系サイディング

窯業系サイディングはセメントと繊維質を主成分とし、高温で焼き固めてできており、耐久性が高く火にも強いです。

さらに、カラーバリエーションが豊富で、デザインの選択肢が広いのも特徴です。

しかし、素材自体に防水性能がなかったり、熱を吸収して室内温度が上がりやすかったりするので、塗装によってデメリットをカバーする必要があります。

また、窯業サイディングのサイズのほとんどは、455㎜×3030㎜であるため、つなぎ目である目地の位置で見分けられます。

具体的には、455㎜ごとの等間隔で目地があるようなら窯業系サイディングである可能性が高いです。

また、窯業系サイディングは目地を隠すため、上方向3030mmの位置を幕板で隠しているので、そこから判断できる場合が多いです。

金属系サイディング

金属系サイディングは、主にアルミニウムやガルバリウム鋼板などが使われています。

このサイディングは軽量で耐久性があるので、施工が容易で、カバー工法で用いられる場合が多いです。

また、断熱性が高い素材なので、夏は涼しく冬は暖かくなって快適な室内環境を保ちやすいです。

ただし、使用環境によってはサビが発生しやすい素材なので、海の近くなど潮風が強い場所には向いていない場合があります。

また、目地が目立ちにくい商品が多いので、目地がないと金属サイディングだと見分けられます。

木質系サイディング

木質系サイディングは木材を使用したサイディングで、自然な風合いと温かみがある素材です。

また、木材は断熱性に優れた素材であるため、外部の熱が入りにくく、室内の熱が逃げにくくなる特徴があります。

しかし注意点もあり、湿気が多い環境ではカビや腐朽の原因となりやすいので、虫による被害も考慮しなければなりません。

そのため、頻繁なメンテナンスが必要で、手間とコストがかかるサイディングです。

木質系サイディングは触ったときに木の質感が感じられたり、木目がはっきりと見えたりするのが特徴なため、比較的簡単に見分けられるでしょう。

樹脂系サイディング

樹脂系サイディングは合成樹脂を使用したもので、軽量で防水性が高いです。

また、耐久性にも優れているので、他のサイディングと比べてメンテナンスの手間が少なくて済みます。

しかし、日本でのシェアが非常に少ないので、デザインのバリエーションが少なかったり施工できる業者が少なかったりする場合が多いです。

樹脂系サイディングは目地がなく、質感も樹脂特有のツルツル感があるので見分けがつきやすいです。

サイディング外壁のデザイン

サイディング外壁の種類は?それぞれのメンテナンス方法を紹介

サイディングは、自分の好みや家の外観に合わせて選ぶと理想の住まいを実現できます。

主なデザインの種類は以下の通りです。

  • 木目調
  • タイル調
  • 石目調
  • レンガ調
  • コンクリート調

木目調

木目調のサイディングは、木の温かみや優しさを感じられて外観に自然な美しさを加えます。

ナチュラルな雰囲気を好む人や、家庭的で落ち着いた印象を与えたい人におすすめです。

タイル調

タイル調のサイディングは、美しいデザインで外壁に高級感を与えるのが特徴です。

モダンでスタイリッシュな外観を求める人や、外観に高級感をプラスしたい人におすすめです。

石目調

石目調のサイディングは、重厚感があり高級感がある印象を与えます。

クラシックで落ち着いた雰囲気を好む人や、長期間にわたって美しさを保ちたい人におすすめです。

レンガ調

レンガ調のサイディングは、伝統的で温かみのある印象を与えます。

親しみやすい外観や、歴史的な風合いを持つ家を作りたい人におすすめです。

コンクリート調

コンクリート調のサイディングは、シンプルでモダンな印象を与えます。

洗練されたデザインを好む人や、クールでスタイリッシュな外観を求める人におすすめです。

サイディング外壁の耐用年数とメンテナンス方法

サイディング外壁の種類は?それぞれの特徴やデザインを紹介

サイディングの耐用年数とメンテナンス方法は素材によって異なるため、以下で解説します。

窯業系サイディング

窯業系サイディングの耐用年数は約30年です。

定期的な塗装が必要で、外壁の保護と美観を保つために重要です。

また、目地部分は水分が侵入しやすいため、コーキングのチェックもすると寿命を延ばせます。

当社の外壁塗装工事については「こだわりの外壁塗装・屋根塗装」をご覧ください。

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金属系サイディング

金属系サイディングの耐用年数は約20年です。

錆や腐食を防ぐために、定期的な塗装と防錆処理が必要です。

特に潮風の強い地域ではサビが発生しやすいため、定期的な点検と早期の対処が求められます。

木質系サイディング

木質系サイディングの耐用年数は約15年です。

湿気や害虫から守るために、定期的な塗装と防腐処理が必須です。

木材は劣化しやすいので塗装を頻繁におこない、湿気や害虫の対策をすると寿命を延ばせます。

樹脂系サイディング

樹脂系サイディングの耐用年数は約25年です。

汚れや傷を早期に発見し適切な補修をおこなうと、長期間にわたってその性能を維持できます。

樹脂サイディングは耐久性がありますが、外的要因による劣化を防ぐには定期的な点検が推奨されます。

まとめ

サイディングには、窯業系サイディング・金属系サイディング・木質系サイディング・樹脂系サイディングがあり、それぞれで特徴や耐用年数が大きく変化します。

そのため、住宅の環境やライフスタイルに合った種類を選ぶことがとても重要です。

本記事を読んでもどれを選べばよいか迷ってしまう人は、業者に相談するとピッタリなサイディングを提案してくれます。

デザインやメンテナンスのしやすさなど、さまざまな面で比較し、自分に合ったサイディングを選ぶようにしましょう。

*K*

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