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外壁コーキングには重要な役割がある?

投稿日:2022.7.16  更新日:2022.7.20

 

コーキングとはよく聞く言葉で、建物の外壁でも目にすることが多いでしょう。

しかし、どうしてコーキングをする必要があるのか、どのような役割があるのかわからない方も多いのではないでしょうか?

外壁コーキングには、建物の耐久性を保つためにとても重要な役割があるのです。

今回は外壁コーキングの役割や種類、また注意すべき劣化症状について詳しく解説します。

 

 

 

 

コーキングとは?

 

外壁コーキングには重要な役割がある?

 

コーキングとは外壁材と外壁材の隙間を充填することをいい、その際に使用する充填剤のことをコーキング材といいます。

コーキング材と同じように隙間を埋める際に使用するものにシーリング材がありますが、呼び方が異なるだけで同じことを指しています。

また、コーキングは5~10年ほどが寿命とされており、その期間を過ぎると弾力性を失って劣化症状が起こってしまい役割を果たすことができなくなるのです。

コーキングの劣化症状については後ほど詳しく解説します。

 

 

 

 

コーキングの役割

 

外壁コーキングには重要な役割がある?

 

外壁になぜコーキングが使用されるのでしょうか?

コーキングには、建物にとって以下のような重要な役割があるのです。

 

 

雨水の侵入を防ぐ

コーキングがない状態だと外壁と外壁の隙間から雨水が入り込んでしまいますが、コーキングをすることで雨水の侵入を防ぐことができるのです。

また、雨水の侵入を防ぐことで、雨漏りや建物の腐食を防ぐことにも繋がります。

 

 

揺れから建物を守る

コーキングにはクッションのような役割があります。

地震などで建物が揺れた際に、壁と壁がぶつかり合うことを防いでくれます。

その結果、外壁の負担が減り建物の耐久性にも繋がるのです。

 

 

 

 

コーキング材の種類

 

外壁コーキングには重要な役割がある?

 

コーキング材にはいくつか種類があります。

特徴がそれぞれ異なるので、目的に合わせて選ぶことが必要です。

 

 

アクリル系

アクリル系コーキング材の1番の特徴は、扱いやすいという点です。

そのほかにも価格が安いというメリットもあります。

しかし、動きに対する耐久性は低いので、現在はあまり使用されることはありません。

 

 

ウレタン系

ウレタン系コーキング材は、耐久性が高いのが特徴です。

また、密着性にも優れているのでぴったり充填することが可能で、さらに硬化すると弾力性のある仕上がりになります。

しかし紫外線に弱く、密着性があることから汚れなどが付きやすいというデメリットがあります。

そのため、コーキング材の上からの塗装が必要です。

 

 

シリコン系

シリコン系コーキング材は、コストパフォーマンスの良さが特徴です。

また、機能面では耐水性・耐熱性・耐候性などに優れています。

デメリットは、充填後にシリコンオイルが染み出てくるため、充填後に上から塗装することはできない点です。

そのため、外壁コーキングの補修に使用することはなく、塗装の必要がない浴室・浴槽などの補修に使用されます。

 

 

変形シリコン系

変形シリコン系コーキング材は、ウレタン系コーキング材に機能性を付加したもので耐候性に優れています。

また、扱いやすいので塗りやすく、タイル・コンクリート・ALCなどのさまざまな箇所の補修に使用されています。

 

 

当社のコーキング材については「オートンイクシード」からご確認ください。

 

 

 

 

コーキングの劣化症状

 

外壁コーキングには重要な役割がある?

 

コーキングは年数が経つにつれて、以下のような劣化症状が現れます。

 

 

肉やせ

経年劣化によって起こるコーキングが薄くなる状態です。

すぐに補修が必要なわけではありませんが、劣化が始まっているサインだということを把握しておきましょう。

 

 

ひび割れ

コーキングは紫外線などが原因で、弾力性が失われることによって硬化が起こってしまいます。

その硬化が進行するとひび割れが発生してしまうのです。

放置すると、雨水が建物内に侵入して雨漏りの原因になってしまうので、早めのメンテナンスをおすすめします。

 

 

剥離

剥離とは、外壁とコーキングの間に隙間ができる状態のことです。

剥離が起こってしまうとコーキングの役割が果たせていないことになるので、できる限り早めの対応が必要です。

 

 

破断

コーキングが裂けてしまう状態のことで、ひび割れが進行してしまうことで発生します。

コーキング材自体の劣化や寿命が原因なので、早めの対応が必要です。

 

 

欠落

外壁からコーキング材が完全に剥がれて取れてしまう状態のことをいいます。

欠落してしまうとコーキング自体がない状態なので、雨漏りなどのトラブルが起こる可能性が高まります。

そのため、早急に補修することが必要です。

 

 

 

 

まとめ

 

外壁コーキングには、建物を守るために重要な役割があります。

しかし、コーキングは経年によってさまざまな劣化症状が現れます。

劣化症状があるのに放置した場合はコーキングの役割を果たせなくなり、雨漏りの原因や建物の腐食にもつながってしまうのです。

そのため剥離・破断・欠落などの劣化症状が見られた場合には、早急に補修をおこないましょう。

 

*K*

 

 

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