屋根材の種類と選び方のポイントについて解説!

屋根材の種類と選び方のポイントについて解説!

建物の中でも屋根は紫外線や雨風にさらされているため、最も劣化が進みやすい箇所といえるでしょう。

そのため、住宅を購入するときや屋根のリフォームをするときには、慎重に屋根材を選ぶことをおすすめします。

屋根材といっても様々な種類があり、それぞれ特徴がありますので、今回の記事では屋根材の種類や特徴について詳しく解説します。

目次

屋根材の種類

屋根材の種類と選び方のポイントについて解説!

屋根材には主に以下の7種類が使用されています。

  • 粘土瓦
  • 化粧スレート
  • 天然スレート
  • トタン
  • ガルバリウム鋼板
  • アスファルトシングル
  • 銅板

屋根材それぞれのメリットやデメリット、価格、耐用年数などを詳しくご紹介します。

粘土瓦

粘土瓦は、日本瓦とも言われる粘土の焼き物で作られた屋根材です。

他の屋根材と比べると不燃材を使用しているため耐火性に優れています。

また、厚さと重さがあるため耐久性や遮音性も高いことが特徴です。

耐用年数は50年~100年で、日本風の住宅ともデザインがマッチしています。

ただし、使用頻度や施工できる職人の減少から工事にかかる費用が高くなっているため、費用を気にされない方におすすめの屋根材となっています。

化粧スレート

化粧スレートは、セメントに繊維状の材用を混ぜ塗料で着色したものをいい、「カラーベスト」や「コロニアル」とも呼ばれています。

価格を安く抑えられる上にカラーバリエーションやデザインも豊富なため、現在最も使われている屋根材です。

一方、耐久性が低いため、台風などで飛ばされてしまったり雨漏りが起きてしまう場合があります。

定期的に塗装をおこない、ひび割れが起きていないか点検が必要です。

天然スレート

天然スレートとは、天然の岩石を使用した屋根材のことをいいます。

岩石はすでに何万年もの月日を経ているため、割れない限り寿命は続いていきます。

一方、加工がしにくいため屋根材の形が不規則になってしまうことや、費用が高額になってしまうことがデメリットです。

トタン

古くから屋根材として使われているトタンは、鉄を亜鉛でメッキ加工した鋼板のことをいいます。

粘土瓦よりも安価で施工にかかる期間も短く済むため、戦後復興の中で全国に普及をしていきました。

しかし近年では、錆びやすく耐久性が低いことなどから、トタンを屋根材として利用しない住宅が増えています。

ガルバリウム鋼板

ガルバリウム鋼板は、「アルミニウム」と「亜鉛」と「シリコン」を組み合わせた合金を薄い板状にした屋根材のことをいいます。

金属系の屋根材の中では多く使われており、同じく金属系屋根材のトタンと比べ錆びにくいことから耐久性が高いことが特徴です。

軽量かつ耐久性が高い一方で、防音性が低いため雨音などが響きやすいのがデメリットとなります。

アスファルトシングル

アスファルトシングルは、ガラス繊維にアスファルトを塗布し、表面に細かい石を吹き付けた屋根材です。

デザイン性が高く、耐震性や割れにくいなどの特徴があります。

ただし、風で飛びやすく表面の石が落ちやすいため、台風の影響を大きく受けてしまいます。

また、屋根材自体の価格は安いのですが、施工できる業者が少ないため施工費用が高くなってしまう可能性があるでしょう。

銅板

銅板は厚みによって変わりますが、耐久性に優れていることが特徴です。

また塗装が不要なため、メンテナンスコストがあまりかからないメリットもあります。

以前は耐用年数が100年以上とも言われていましたが、酸性雨などの影響で穴が空いてしまう事例も見られます。

また、屋根材が銅で作られているため価格が高く、一般的な住宅では部分的に使われるケースが多いです。

屋根材選びのポイント

屋根材の種類と選び方のポイントについて解説!

屋根材を選ぶ際は、種類によって施工費用や耐用年数・デザイン性が違うため、それぞれの特徴を理解して選ぶことが大切です。

ここでは、屋根材選びのポイントを4つに分けてご紹介します。

金額の安さで選ぶ

金額の安さを優先したい方は、「化粧スレート」もしくは「アスファルトシングル」がおすすめです。

とくに化粧スレートは近年の住宅で最も使用されている屋根材で、軽量なため住宅全体への負担を軽減することができます。

トタンなど他の軽量な屋根材と比べると耐用年数も長いため、メンテナンスにかかる費用も抑えられるのがポイントです。

耐用年数の長さで選ぶ

耐用年数の長さを最も重要視される方は、「粘土瓦」を選びましょう。

ただし、粘土瓦は耐久性が高い一方で重量があるため、住宅へ大きな負担がかかります。

これから住宅を建築する予定の方は、構造を補強する必要があるか建築業者へ相談をしましょう。

デザイン性の高さで選ぶ

住宅の外観は、選ぶ屋根材の種類によって大きく変わります。

そのため、屋根材のデザイン性も選ぶ際のポイントになります。

和風な住宅であれば「粘土瓦」、洋風な住宅であれば「アスファルトシングル」などがおすすめです。

耐震性の高さで選ぶ

地震の発生が多い日本では、耐震性の高さも選ぶときの大切なポイントになります。

「ガルバリウム鋼板」や「トタン」などの軽量な屋根材は、住宅全体にかかる負担が軽減されるので耐震性が高くなります。

ただしトタンは耐久性に不安面があるため、「ガルバリウム鋼板」がおすすめです。

まとめ

屋根材には様々な種類があるため、価格や耐用年数、デザイン性などそれぞれの特徴を理解して選ぶことが大切です。

屋根材は住宅を紫外線や雨風などから守る大きな役割がありますので、本記事を参考にして最適な屋根材を選びましょう。

*K*

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