クリアー塗装とは?メリットや注意点を解説

クリアー塗装とは?メリットや注意点を解説

外壁塗装をおこなうときに、「今のデザインと全く同じにしてほしい」と思う方もいるのではないでしょうか?

近年はデザイン性の高い住宅も増えているので、新しい塗装ですべてを塗りつぶしてしまうのは少しもったいないですね。

今の外壁デザインをそのまま残したい方には、クリアー塗装がおすすめです。

この記事では、クリアー塗装のメリット・注意点について詳しく解説します。

外壁塗装を考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。

目次

クリアー塗装とは?

クリアー塗装とは?メリットや注意点を解説

クリアー塗装は一般的にはプラモデルや車の表面にツヤを出すため、仕上げの塗装として用いられます。

また、通常の塗料と比較すると顔料が含まれていないため、無色透明であることが特徴です。

元の外壁と同じ色を再現することは難しいため、外壁を保護する役割が備わっている上に、ツヤ出しに特化しているクリアー塗装を選択する人も増えています。

近年の住宅はデザイン性が高いため、そのデザインを塗りつぶさずに残したいという方にはおすすめです。

クリアー塗装のメリット

クリアー塗装とは?メリットや注意点を解説

クリアー塗装の最大のメリットは、既存のデザインを残したまま外壁を保護できることですが、他にもメリットがいくつかあります。

チョーキングが起こらない

古くなった外壁を触ると白い粉が付いてしまうことはありませんか?

経年劣化とともに塗料に含まれる顔料が粉末状になり、浮き上がってくることで発生します。

この現象をチョーキングといい、「白亜化現象」と言われることもあります。

外壁は雨や紫外線の影響を受けやすいため、どうしても劣化が進みやすい箇所です。

しかし、クリアー塗装は顔料が含まれていないため、チョーキングが発生しないのです。

チョーキングについては「こんな症状には要注意」をご覧ください。

塗装回数が少なく費用が抑えられる

クリアー塗装は、塗装の回数が少なく費用を抑えることができるメリットがあります。

通常の外壁塗装では、フィラーやシーラーと呼ばれる下塗り材を最初に塗り、まずは下地を整えます。

そして、下地が整ったあとに中塗りと上塗りと合計3回に分けて塗るのが一般的です。

一方、クリアー塗装は下地を活かす塗装方法のため、下地を整える必要がありません。

中塗りと上塗りの2工程で終わるため、費用が抑えられるだけではなく工期を短縮するメリットもあります。

ツヤや光沢感を出すことができる

クリアー塗装は、無色透明で既存の外壁デザインにツヤを出すことができます。

ツヤが出ることで美しい光沢感が生まれ、高級感のある仕上がりになるのです。

さらに、塗料によっては低汚染性や防カビ性、耐候性など様々な性能が備わっており、美しさを長く保つことができます。

クリアー塗装の注意点

クリアー塗装とは?メリットや注意点を解説

メリットについて解説しましたが、クリアー塗装をする上で注意すべきポイントもあります。

クリアー塗装をする前に、抑えておきたい注意点を4つご紹介します。

劣化や汚れが目立つ外壁には使えない

クリアー塗装は、既存の外壁が丸見えの状態になるため、激しく劣化している場合や汚れが目立つ場合はおすすめできません。

通常、外壁塗装では塗料を塗る前に掃除や補修をおこないます。

例えば、カビや苔などが外壁に張り付いていたら、高圧洗浄機で汚れを可能な限り落とします。

また、クラック(ひび割れ)が起きていれば補修をしてから塗装をするのが一般的です。

しかし、定期的なメンテナンスがされておらず、劣化が進んでしまうとどうなるでしょうか?

100%汚れを落とすことが難しく、補修跡を隠しきれません。

そのため、クリアー塗装を考えている方は定期的にメンテナンスをおこないましょう。

特殊コーティングがされているサイディングには使えない

近年、フッ素塗料や無機塗料、光触媒など特殊コーティングされているサイディングが増えています。

特殊コーティングの上にクリアー塗装をおこなうと、塗料が剥がれて落ちてしまう可能性があります。

実際に、サイディングメーカーから「クリアー塗装禁止」と注意書きが書かれていることも多いので注意が必要です。

また、コーキングの上にクリア塗装をおこなうと塗膜の汚染や剥離の原因になるため、コーキング部分を避けて塗装をする必要があります。

色あせの補修には向いていない

クリアー塗装は無色透明な塗料を使用するため、塗料が剥がれ落ちていたり日焼けで色あせしている外壁は、一度補修をおこなってから塗料を塗る必要があります。

色あせの度合いが少なく目立たないのでそのままでも問題ない、という方は気にしなくてよいポイントでしょう。

チョーキング現象が起こらない

クリアー塗装のメリットでもご紹介しましたが、チョーキング現象が起こらないことによるデメリットもあります。

外壁塗装は一度おこなえば一生しなくてよいわけではありません。

一般的な塗料の耐用年数は7〜10年と言われているため、外壁塗装をおこなった10年後にはもう一度工事が必要となる可能性もあります。

チョーキング現象は経年劣化が進行していることのサインとなるため、クリアー塗装をした後の劣化に気付きにくくなるのです。

まとめ

クリアー塗装は既存のデザインをそのまま残すことができるだけではなく、紫外線から住まいを守り、雨が内部に侵入することを防ぎます。

そのため、近年では人気の塗装方法となっています。

しかし、工事前の劣化度合いにより、塗料で塗りつぶしてしまった方が劣化が目立たなくなる可能性もあるでしょう。

一度業者に相談をし、どのような塗装方法が良いのか決めてみてください。

*K*

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