外壁コーキングとは?劣化症状と補修方法について

外壁コーキングには重要な役割がある?

外壁塗装をする際に、同時に考えておくべきことがコーキング工事です。

ただ、外壁塗装が初めての方は「コーキング工事ってどんなことをするの?」と思われる方もいると思います。

今回は外壁コーキングについてや劣化症状、補修方法について解説していきます。

外壁塗装を検討している方はぜひ、外壁コーキングについても知っておきましょう。

目次

外壁コーキングとは

外壁塗装を長持ちさせるには?コツと対策をご紹介!

外壁コーキングとは、外壁材の繋ぎ目である目地を埋めるために使用する「充填剤」です。

近年の住宅の外壁にはサイディングと呼ばれる板状の外壁材を使うことが多く、いくつかのサイディングボードを張り合わせて外壁を形成するため、繋ぎ目には必ず隙間ができてしまいます。

その隙間を埋めるためにコーキング工事は施され、隙間を埋めないと雨水の侵入により雨漏りが起こるほか、白アリが発生することもあるでしょう。

また、外壁コーキングは一般的に伸縮性の高いゴム製の素材が使われます。

伸縮性の高さで強風や地震による衝撃から住宅全体を守ります。

外壁コーキングの劣化症状

千葉県木更津市 N様邸 外壁塗装工事 下地処理 コーキングの打ち替え

外壁コーキングの劣化は建物全体の劣化に繋がります。

劣化症状を知っておき、症状を発見したときに適切な補修をおこなえるようにしましょう。

主な劣化症状は以下の5つです。

  • コーキング部分が黒く汚れる
  • 目地から剥離する
  • ひび割れが発生する
  • チョーキング現象が起きる
  • コーキングの厚みが薄くなる

それぞれ詳しく解説していきます。

コーキング部分が黒く汚れる

外壁コーキングは時間が経つと黒ずんでしまい、ブリード現象ともいいます。

この黒ずみはコーキング材と塗料が反応することで起こる現象です。

美観が悪くなるだけではなく、ベタつくため汚れが付着してしまいます。

この上から塗装を施しても黒ずみは消えないため、可塑剤移行防止剤を先に塗ることで黒ずみを防ぎます。

コーキングが剥離する

外壁コーキングの剥離は、劣化が進むことで硬化し、弾力性や接着性がなくなってしまうことで起こります。

また、外壁コーキングの密着性を高めるために下塗りするプライマーの施工不良や、コーキング材の選定ミスが原因で起こることもあります。

コーキングが剥離している状態は寿命を迎えてしまっている状態なため、劣化をそのまま放置していると雨漏りなどが発生することもあるでしょう。

ひび割れが発生する

外壁コーキングは地震や強風などの外部からの衝撃を緩和させる役割がありますが、衝撃により損傷することでひび割れが発生します。

また、コーキングが水分を吸収することや気温差による膨張と伸縮でひび割れは起こります。

紫外線が当たりやすい南側の壁面などは、コーキングのひび割れが起こりやすいためとくに注意が必要です。

チョーキング現象が起こる

外壁コーキングは紫外線などの影響を受け、樹脂成分が分解されます。

この状態が続くと外壁コーキングの成分が表面に出てきてしまい、弾力性がなくなるとともにパサつきが起こってしまうのです。

手で触れると白い粉が付着するようになり、この症状をチョーキング現象といいます。

チョーキング現象はひび割れなどの前に現れる劣化の初期段階なため、補修を考えるタイミングとも言われています。

コーキングの厚みが薄くなる

外壁コーキングには弾力性を高めるための成分が含まれています。

しかし、劣化とともにこの成分が表面に出てしまい、本来の厚さよりも薄くなってしまうことがあります。

さらに劣化が進むと下地部分が見えてしまい、雨や紫外線の影響が住宅の内部まで届いてしまうでしょう。

外壁コーキングの補修方法

千葉県木更津市 K様邸 外壁塗装工事 コーキング補修 打ち替え

劣化や剥離してしまったコーキングの補修方法としては、主に「打ち替え工法」と「増し打ち工法」の2つがあります。

それぞれについて詳しく解説していきます。

打ち替え工法

打ち替え工法は既存のコーキング材をカッターなどで取り除き、新しいコーキング材を充填する工法です。

一般的に古く劣化した外壁コーキングの補修はこの工法でおこなわれます。

除去作業や充填するコーキング材の量が多くなることから、増し打ち工法よりも費用がかかる場合が多いです。

ただ、外壁コーキングが新しくなるため、耐久性が戻り長持ちします。

増し打ち工法

増し打ち工法とは、簡潔にいうとコーキング材を上から充填する工法のことです。

しかし、既存のコーキング部分が劣化している場合は、増し打ち工法をしても新しく充填したコーキング材が剥がれてしまうことがあります。

外壁コーキングに増し打ち工法を使うときは、コーキング材の劣化状況や建物の状態をしっかりと確認してから判断しましょう。

まれに、プライマーがあれば増し打ち工法で問題ないと業者から言われることもありますが、上からプライマーを塗ってもコーキング材の厚さを十分に確保できないので注意しましょう。

まとめ

外壁コーキングはサイディングボードを繋ぐ重要な役割があります。

コーキングが劣化することで、雨漏りなどのさまざまなトラブルを引き起こします。

外壁のリフォームというと塗装を思い浮かべる方も多いと思いますが、外壁コーキングの補修も必要ということを理解しておきましょう。

今回紹介した内容を参考に劣化状況を確認し、適切な補修方法で外壁コーキングのメンテナンスをしてください。

*K*

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