屋根の唐草ってどの部分?役割やメンテナンス方法は?

屋根には唐草と呼ばれる部分があることをご存知ですか?

唐草といっても、建築用語では植物のことを指すのではなく、屋根のある部分を指します。

この記事では、屋根の唐草がどういうものかやその役割などについて、詳しくご紹介するので、最後まで記事をチェックしてください!

目次

屋根の唐草って?

屋根の唐草ってどの部分?役割やメンテナンス方法は?(1)

まずは、屋根の唐草がどの部分に当たるのかについて見ていきましょう。

屋根の唐草は、屋根の軒先やケラバと呼ばれる部分に取り付けられるパーツのことです。

ケラバというのは、あまり聞き慣れない言葉かもしれませんが、切り妻屋根の妻側の端っこのことを指します。

要するに、屋根の端っこには、必ず唐草が取り付けられているということになります。

現在の屋根の多くでは板金が取り付けられていますが、かつては横から見ると唐草模様になる瓦がその役目を担っていました。

この瓦のことを「唐草瓦」と呼びます。

唐草瓦は、ちょうど上記のイラストのような感じで、唐草模様に見えるようにデザインされていたのです。

ただ現在は、軒先やケラバの屋根材の下に取り付けられているため、唐草がどこにあるのかは、専門家でないと分かりづらくなっています。

唐草の役割は?

屋根の唐草ってどの部分?役割やメンテナンス方法は?(2)

では続いて、唐草の役割についても見ていきましょう。

瓦が唐草模様になっている唐草瓦の場合は、屋根の水を唐草模様の部分を伝って下に流す役割を担っています。

唐草瓦があることで、屋根に水がたまらず、家屋を伝って水が流れることのないように設計されています。

現在の金属板の唐草の大きな役割としては、雨などが降った時、屋根の水を雨樋に誘導するというものがあります。

唐草がなければ、雨樋に誘導される雨水が少なくなり、壁を伝う雨水が増えてしまいます。

雨水が壁を伝うことが増えれば外壁の劣化にも繋がり、劣化した外壁から家屋の中に水が入り込んでしまうということもあるのです。

雨水が家屋の中に染みこんでしまうと、木材などが腐食したりする原因にもなります。

唐草は、屋根を守るだけではなく、家屋を守るためにも大切なパーツです。

捨唐草って?

屋根の唐草ってどの部分?役割やメンテナンス方法は?(3)

唐草とともに、「捨唐草」という言葉も、建築用語としてよく聞かれる言葉です。

「捨唐草」は、「すてからくさ」と呼び、「安全唐草(あんぜんからくさ)」とも呼ばれます。

捨唐草は、唐草瓦ではなく、屋根剤の下に敷く金属板の唐草のことを指します。

瓦屋根ではないスレート屋根などでは、ほとんどの場合、この捨唐草が使われています。

捨唐草の素材としては、圧倒的にガルバリウム鋼板が多く、ホームセンターなどでもお手頃な価格で売られていることがあります。

ガルバリウム鋼板は、アメリカの会社が開発したアルミニウム・亜鉛合金メッキ鋼板のことです。

価格がお手頃なことに加え、高い防食性があり、塩害地域でも15年の寿命があるとされています。

塩害のない地域なら、25年〜30年の寿命があるとも言われ、屋根の素材として圧倒的な人気を誇っています。

特に屋根のカバー工法では、ガルバリウム鋼板の屋根材が人気です。

弊社でも、ガルバリウム鋼板の屋根のカバー工法を承っておりますので、お気軽にお問い合わせください!

唐草のメンテナンス方法

屋根の唐草ってどの部分?役割やメンテナンス方法は?(4)

唐草のメンテナンス方法についても見ていきましょう。

唐草瓦の場合は、瓦を塗装することで劣化を防ぎ、瓦を長持ちさせることが可能です。

他の瓦部分とともに、定期的な塗装がおすすめです。

金属板の捨唐草の場合は、屋根材の下に敷かれていることが多いので、唐草だけをメンテナンスするということは少ないです。

また、捨唐草はガルバリウム鋼板製のことが多く、長寿命なので、よほどのことがない限り、数年単位でのメンテナンスは不要です。

屋根材を葺き替える、もしくは塗装する際、劣化などの症状が見られたら、取り替えるという形になります。

弊社では、施工させていただいたお客様のサポートを、1年・3年・5年・7年・10年ごとに訪問して行っています。

定期点検の際には、外壁の状態だけではなく、屋根の塗膜の状態や雨樋などもしっかりチェックさせていただきますので、問題点があればすぐに対応することが可能です。

また、弊社では、屋根や外壁を国家資格を取得したプロの診断士が診断する無料診断を行っていますので、お気軽にご利用ください!

唐草は屋根を雨から守る大事なパーツ!

屋根の唐草ってどの部分?役割やメンテナンス方法は?(5)

屋根の唐草について紹介してきました。

昔の瓦屋根は、屋根の外側を取り囲むように、唐草模様の瓦・唐草瓦を取り付けていました。

唐草瓦の役割は、屋根に降り注いだ雨水を、壁を伝わせずに下に落とすことです。

雨水が壁を伝わないことによって、壁の劣化を防ぐ役割を果たします。

現在は、瓦屋根が減り、スレート屋根などに置き換わっていますが、スレート屋根などの場合は、捨唐草と呼ばれる金属板を唐草瓦の代わりに設置します。

捨唐草は、雨樋に隣接するように設置され、雨水を確実に雨樋へと誘導する働きをしています。

弊社では、屋根工事の際には、唐草瓦の塗装や捨唐草の設置を行っておりますので、屋根のメンテナンスをお考えの際は、ぜひ弊社の無料診断をご利用ください!

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