コーキングの工事には、打ち替えと増し打ちがあるのをご存知ですか?
打ち替えと増し打ちはどのように違うのでしょうか?
打ち替えと増し打ちのメリットとデメリットについても解説するので、最後まで木じをぇックしてください!
コーキングとは?
まずは、コーキング工事がどのようなものかについて紹介しましょう。
コーキングはシーリングとも呼ばれることがありますが、どちらも同じ内容の工事をさします。
コーキング工事は、お住まいの外壁などにできる隙間を、コーキング材を充填して塞ぐものです。
コーキング材を充填することによって、気密性や防水性をアップさせることができます。
一般的なコーキング材の耐用年数は5年〜10年となっていますが、弊社では、耐用年数が20年〜30年と長寿命の「オートンイクシード」を使用しています。
コーキングの打ち替えと増し打ちの違い
コーキング工事には、新規でコーキングを行う工事の他、「打ち替え」、「増し打ち」と呼ばれる工事があります。
「打ち替え」と「増し打ち」は、どちらも新規施工の後、コーキング材の劣化などに対応するメンテナンスとして行われる工事です。
「打ち替え」というのは、既存のコーキング材をしっかり取り除き、その後に新しいコーキング材を充填する工事のことです。
古いコーキング材は、カッターなどで削るようにして取り除きます。
「増し打ち」というのは、古いコーキング材を残したまま新しいコーキング材を充填する工事のことです。
コーキング工事をする際に、カッターで防水シートまで切ってしまう可能性のある場所、入隅など、建材を傷つけてしまう可能性のある場所に関しては、「増し打ち」で対応します。
ただ、基本的には、打ち替えができる箇所は打ち替えが基本です。増し打ちにはデメリットも多いので、やむをえず増し打ちするしかない場所以外は、すべて打ち替えで対応します。
コーキングの打ち替えのメリットとデメリット
コーキングの打ち替え工事のメリットとデメリットについて見ていきましょう。打ち替えを行った場合のメリットとデメリットについてまとめました。
コーキング打ち替えのメリット
コーキングの打ち替えを行うメリットは、前のコーキング材を撤去してから新しいコーキング材を充填するので、カタログ通りの耐久性が期待できます。
また、目地の隙間をしっかりと埋めることができるため、防水性や柔軟性もしっかり確保することができます。
コーキング打ち替えのデメリット
コーキング打ち替えのデメリットは、増し打ちに比べると、前のコーキング材を撤去する分の手間がかかってしまうことです。
また、費用に関しても、増し打ちに比べるとやや高くなります。
ただ、増し打ちに比べて極端に値段が高くなるということはないので、基本的に打ち替え可能な箇所はすべて打ち替えで行うのがおすすめです。
コーキングの増し打ちのメリットとデメリット
コーキング工事を増し打ちで行う場合のメリットとデメリットについても見ていきましょう。増し打ちのメリットとデメリットをまとめました。
コーキング増し打ちのメリット
コーキング増し打ちのメリットは、古いコーキング材を撤去する必要がないため、打ち替えに比べて手間がかからないことです。
また、工期も手間の分だけ短くなり、料金も打ち替えに比べるとやや安くなります。
コーキング増し打ちのデメリット
コーキング増し打ちのデメリットは、元のコーキング材を撤去しないため、シーリング材の想定する耐用年数よりも早く劣化してしまう可能性があることです。
本来なら撤去しなければならないコーキング材は、古く劣化しており、新しいコーキング材を塗り重ねたとしても、ひび割れや隙間ができる可能性があります。
また、打ち替えに比べると、すぐに剥がれてしまう可能性も高いです。
増し打ちは、やむを得ず行う工事であるため、耐用年数よりも早くメンテナンスが必要になる可能性もあります。
ただ、例外的にALC外壁の場合は、どのような状態の箇所でも、2回目は基本的に増し打ちです。
これは、ALC外壁に厚みがあり、目地の溝が深く、増し打ちでもしっかりと十分な量のコーキング材を充填できることが理由です。
弊社で行ったコーキング増し打ちの工事の様子は、こちらからご確認いただけます。
コーキングをDIYで行う場合の注意点
最近では、コーキングをDIYでする人も増えました。ただ、コーキングが、雨漏りや壁材の劣化を防ぐ目的があることを考えると、できるだけプロに任せるのがおすすめです。
コーキングをDIYでする場合の注意点としては、天気に気をつけるということがまずあげられます。コーキングの工事は、雨が降ったら作業途中でも中止にする必要があります。
コーキングをDIYでする場合は、雨が極力降らない日を選びましょう。また、目地をしっかり掃除すること、マスキングテープは幅が広めのものを選ぶのがおすすめ。コーキング材を充填する前には、プライマーによる下塗りを必ず行いましょう。
弊社では、コーキングの工事も承っていますので、DIYではムリだと感じたら、ぜひ弊社にご相談ください!
コーキングは打ち替えよりも増し打ちがおすすめ!
コーキング工事の打ち替えと増し打ちについて紹介してきました。
コーキング工事の打ち替えは、古いコーキング材をしっかり撤去してから新しいコーキング材を充填する工法です。
コーキング工事の増し打ちは、古いコーキング材を撤去せずに、上から新しいコーキング材を充填する工法です。
施工箇所によっては、増し打ちでしか対応できない場合もありますが、基本的にはすべて打ち替えで行うのが理想です。
増し打ちの場合は、すぐにコーキング材が剥がれてきたりするデメリットがあるのに対し、打ち替えなら、耐久性もアップできるメリットがあります。
弊社では、屋根・外壁のプロによる無料診断を行っており、コーキングの劣化についても調査させていただきますので、お気軽にご利用ください!
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