防水とは違う?雨仕舞(あまじまい)の構成や役割を紹介

雨仕舞(あまじまい)という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

建築用語なのですが、防水とよく間違えられることがあるようです。

そこでこの記事では、雨仕舞の構成や防水との違いを解説します!

雨仕舞の役割についても詳しく紹介するので、最後まで記事をチェックして下さい!

目次

雨仕舞(あまじまい)って何?

防水とは違う?雨仕舞(あまじまい)の構成や役割を紹介(1)

まずは、雨仕舞が何かということの解説から始めましょう。

雨仕舞というのは、聞き慣れない言葉だと思います。

雨仕舞というのは建築用語の1つで、その名の通り、雨に対応するためのシステムのことです。

雨仕舞はパーツの名称ではなく、雨水を適切に処理するためのシステム全体をあらわす言葉です。

そのため、雨仕舞に含まれるものはたくさんあります。

雨仕舞の構成を知ると、昔の建物がいかに効率的に造られていたのかということがよく分かります。

雨仕舞の構成については、後ほど改めてご紹介します。

雨仕舞の役割は?

防水とは違う?雨仕舞(あまじまい)の構成や役割を紹介(2)

雨仕舞の役割について見ていきましょう。雨仕舞の役割には、以下のようなものがあります。

屋根や外壁にかかる雨水を適切に排水する

雨仕舞のもっとも大きな役割は、雨が降った時に、屋根や外壁にかかる雨水を適切に地面に誘導するというものです。

雨仕舞がなければ、屋根や外壁の雨水がたまりやすい場所に雨水がたまってしまい、家屋を傷めてしまう可能性があります。

雨水は常に適切に排水される雨仕舞によって、家屋にとどまることがないように誘導されているのです。

雨漏りを防ぐ

雨仕舞が適切に設置されていることによって、雨漏りを防ぐことができます。

雨漏りは、雨が降った時の水が一箇所にたまったり、外壁や屋根の劣化のひび割れなどから雨水が染みこむことなどが原因で起こります。

雨漏りが起こると修理代も大変な額になることがあるので、雨漏りを防いでくれる雨仕舞の役割は大きいです。

外壁や屋根の劣化を防ぐ

雨仕舞には、外壁や屋根の劣化を防ぐ役割もあります。

外壁や屋根が劣化してしまう原因は、湿気や雨水にあることが多いです。

特に雨水は、建物の素材にダイレクトに影響するので、できるだけ速やかに排水し、とどまらないようにすることが必要です。

雨仕舞があることで、建物にとどまる雨水を減らし、劣化を防ぐことができます。

外壁の汚れを防ぐ

雨水が外壁に当たったり、流れ伝うことによって、外壁が汚れてしまうということも起こります。

最近の塗料には、汚れを防いでくれるものも増えていますが、やはりできるだけ雨水の接触を防ぐのが基本です。

雨仕舞のメンテナンスをしっかり行い、塗装で塗膜を強化すれば、外壁はかなり汚れにくくなります。

弊社では、外壁の汚れを防ぐ光触媒塗料も取り扱っているので、お気軽にご相談下さい!

雨仕舞の構成はどうなってる?

防水とは違う?雨仕舞(あまじまい)の構成や役割を紹介(3)

雨仕舞の構成について見ていきましょう。雨仕舞に含まれるパーツは、以下の通りです。

  • 屋根の勾配
  • 屋根の棟板金
  • 屋根の谷樋
  • 屋根の漆喰
  • ケラバの水切り金具
  • 軒先の水切り金具
  • 雨樋
  • 窓サッシなどのコーキング
  • 取り合い部のコーキング
  • 取り合い部の構造
  • ベランダの床の立ち上がり部の水切り金具
  • 基礎土台と外壁の合間の水切り

上記で紹介した以外にも、雨仕舞としての役割を果たすパーツはあります。

雨仕舞は、お住まいのさまざまな箇所で、雨水を適切に排水するための働きをしています。

上記のさまざまな雨仕舞のメンテナンスは、塗装などによって行う事ができます。

弊社では、各種雨仕舞のメンテナンスも承っておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい!

雨仕舞と防水の違いは?

防水とは違う?雨仕舞(あまじまい)の構成や役割を紹介(4)

雨仕舞と混同されやすいのが防水です。

雨仕舞と防水の違について解説しましょう。

防水というのは、その名称の通り、水を防ぐことです。

ベランダや屋上などでは、屋根のような勾配がないため、防水工事を行います。

雨仕舞は、これまでに紹介してきたことでも分かるように、水を防ぐだけではなく、雨水をとどめることなくスムーズに地面に排水します。

建物は、雨仕舞と防水を組み合わせて、雨漏りや劣化のしにくい造りとなっています。

弊社では、雨仕舞の塗装やメンテナンスだけではなく、ベランダや屋上の防水工事も承っておりますので、お気軽にご相談下さい!

雨漏りが起きた場合に想定される被害

防水とは違う?雨仕舞(あまじまい)の構成や役割を紹介(5)

雨仕舞が機能せず、雨漏りになってしまった場合は、どのような被害が想定されるのでしょうか?雨漏りが起こった際に想定される被害について調べてみました。

家屋が腐ってしまう

雨漏りが起こった時に想定される被害としては、家が腐ってしまうことがあげられます。

木材は、雨水によって腐食することがあります。

家屋にはさまざまな場所に木材が使用されており、これらが腐食すると、最悪の場合は建物が倒壊してしまいます。

また、天井や床が抜け落ちてしまったりということもあり、雨風をしのぐという家屋の役割を果たさなくなります。

雨漏りはできるだけ起きないようにするのが、お住まいを長く利用するために必要です。

シロアリが発生し、柱などが食べられてしまう

雨漏りを放置していると、シロアリが発生してしまうことがあります。

シロアリは、木材を食べるので、長く放置していると、柱が食べられてしまったりという深刻な事態に陥ることも。

シロアリ駆除はプロに依頼することもできますが、かなり高額になり、費用の負担も深刻です。

カビが発生し、健康が損なわれる

雨漏りが発生すると、家屋の内外にカビが発生してしまいます。

カビはアレルギーなどを引き起こしたり、呼吸器に深刻なトラブルを起こしてしまう原因にもなります。

カビを放置していると健康を損ねることにもなりかねませんので、カビが発生したら適切な処理が必要です。

弊社では、雨漏りの補修工事も行っていますので、雨漏りの兆候がある場合はお早めにご連絡ください。

雨仕舞は、雨漏りを防いでくれる効率的なシステム!

防水とは違う?雨仕舞(あまじまい)の構成や役割を紹介(6)

家屋の雨仕舞についてご紹介してきました。

雨仕舞は、雨水を屋根や外壁からスムーズに排水するシステムのことで、雨漏りなどの深刻な被害を防いでくれています。

雨漏りを防ぐためには、雨仕舞のメンテナンスをしっかりするとともに、防水工事が必要なところには適切に工事を行う事も大切です。

弊社では、雨仕舞のメンテナンスや修理、防水工事なども承っておりますので、気になることがあればお気軽にご相談ください!

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