水切りといえば、台所の水切りを思い出す人も多いかもしれません。
実は外壁にも水切りと呼ばれる部分があります。
外壁の水切りは、どの部分になるのでしょうか?
この記事では、外壁の水切りの場所や役割、メンテナンス方法などについて詳しく紹介しますので、最後まで記事をチェックしてください!
水切りって何?
水切りといえば、台所の水切りカゴや三角コーナーの水切りなどを思い出す人も多いかもしれません。
また、掃除の時に使用する窓ガラスの水切りワイパーを思い出す人もいるでしょう。
水面に向かって回転をかけた石を投げて水面で石を跳ねさせる遊びも、水切りと呼ばれています。
水切りはさまざまな場面で使用されている言葉ですが、実は外壁にも水切りがあります。
外壁の水切りも、水切りカゴや三角コーナーの水切りなどと同じで、水を適切に処理する役割を担っています。
外壁の水切りはどこにある?
外壁の水切りは、上記の写真で赤い塗料を塗っている部分になります。
建物の基礎部分と外壁の間にある細く突き出た部分です。
外壁の水切りは、建物の外周をぐるりと囲むように取り付けられています。
基礎部分の上あたりにあるので、建物全体から見ると、かなり下のほうにあるということになります。
弊社で施工させていただいた水切りの塗装の様子は、こちらからご確認いただけます。
外壁の水切りの役割は?
外壁の水切りの役割について見ていきましょう。
外壁の水切りには、主に以下のような役割があります。
外壁や基礎部分が雨水に濡れるのを防ぐ
外壁の水切りの大きな役割の1つが、基礎部分や外壁が雨水で濡れることを防ぐとこです。
水切り部分が出っ張っていることで、基礎部分には雨で濡れにくいようになっています。
建物の基礎部分は、水が入り込んでしまうと腐食してしまうこともあります。
基礎部分は建物の土台なので、木材などが腐食すれば、大がかりな工事が必要になってしまいます。
シロアリの被害を防ぐ
水切りがあることによって、シロアリによる被害を防ぐことができます。
水切りによって基礎部分に水が入らないようにできるので、内部の木材が守られます。
シロアリは、木材の腐食や床下の湿気によって大量発生します。
大量発生したシロアリは、家屋の柱などを食べてしまいます。
シロアリの被害が出た場合、駆除にもお金がかかりますが、修理代も高くなってしまいます。
水切りがあれば、シロアリが発生する環境になりにくいので、被害を受ける可能性も低くなります。
雨漏りを防ぐ
水切りがあることで、雨漏りを防ぐこともできます。
雨漏りといえば、天井からのものを思い浮かべる人も多いかもしれませんが、外壁から雨漏りする可能性もあります。
水切りがあれば、外壁を雨水が伝わないようにすることができるので、雨漏りの可能性を減らすことができます。
雨漏りは放置すると、家屋の劣化にも繋がりますので、早めの修理が必要です。
弊社では、雨漏りの際の工事も承っていますので、もしも雨漏りの兆候があれば、お早めにご相談ください。
水切りの素材は?
水切りの素材についても見ていきましょう。
水切りに使用される素材は、以下のものがあります。
アルミ
水切りに使用される素材には、アルミがあります。
アルミは軽くて丈夫なので、水切りの素材として人気です。
耐水性だけではなく、耐候・耐蝕性などを付加したものもあります。
ステンレス
ステンレスは錆びにくい素材なので、水切りの素材に適しています。
耐熱性、強度、加工性などにおいて優れているので、外壁の防水が必要な水切り以外の場所でも使用されています。
耐用年数も長いので、メンテナンスの手間も少なくて済みます。
スチール
水切りは、スチール製のものも人気です。
スチールというのは、 鉄に炭素を合成して強度を高めた合金のことです。
スチールは、他の素材に比べて強度が高いので、水切りの素材としては頼もしい素材といえます。
水切りのメンテナンス方法
水切りはどのようにメンテナンスすれば良いのでしょうか?
水切りのメンテナンス方法について、以下にまとめました。
水切りの塗装
水切りが錆びていたり、色あせている場合は、塗装によるメンテナンスを行います。
ただ、アルミやステンレスの場合は、塗装してもすぐに剥がれてしまうため、塗装のメンテナンスはおすすめできません。
スチールや鉄の水切りは、塗装によるメンテナンスが有効です。
スチールや鉄は錆びが起こるので、下塗りで錆び止めの塗料を塗布し、その上から中塗り、上塗りの塗料を塗布します。
錆び止めと塗膜が水切りの素材をしっかり守ってくれるので、水切りが劣化しにくくなります。
弊社では、水切りにも、下地処理、下塗り、中塗り、上塗りを徹底し、丁寧に塗装させて頂いております!
水切りの塗装が剥がれてきたなと思ったら、お早めに弊社にご連絡ください!
水切りの交換
水切りが破損していたり、へこみがある場合、隙間などから水が基礎部分に入り込んでしまう可能性があります。
水切りの破損やへこみがある場合は、塗装ではなく、水切りを交換するメンテナンスが必要です。
また、錆びの状態が酷い場合も、塗装ではなく水切りを交換したほうが良い場合があります。
弊社では、外壁や屋根の無料診断を行っており、水切りの劣化具合についても点検させて頂いております。
お住まいの水切りの劣化が気になる場合は、ぜひ弊社の無料診断をご利用ください!
水切りは、建物の基礎や外壁を守るパーツ!
外壁の水切りについて紹介させていただきました。
水切りといえば、台所で使用する水切りカゴや三角コーナーを思い浮かべる人も多いですが、外壁の水切りは、基礎部分のすぐ上にあります。
外壁の水切りは、基礎部分や外壁が雨に濡れるのを防いでくれ、雨漏りやシロアリの発生などを防ぎます。
鉄やスチールの水切りには塗装によるメンテナンスが有効です。
また、アルミやステンレスの場合や劣化が酷い場合は、水切りの交換が必要です。
弊社では、水切りの塗装も交換も承っておりますので、お気軽にご相談ください!
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