外壁塗装での養生とは?養生が塗装の仕上がりを決める?

養生は、さまざまな意味を持つ言葉でもあります。

 

外壁塗装でも、養生という言葉が使われています。

 

外壁塗装における養生とは、どのようなものなのでしょうか?

 

この記事では、外壁塗装での養生の役割ややり方などについて詳しくご紹介しますので、最後まで記事をチェックしてください!

 

養生の意味にはいろいろある?

外壁塗装での養生とは?養生が塗装の仕上がりを決める?(1)

 

養生は、外壁塗装でも行われるものですが、その言葉にはさまざまな意味があります。

 

外壁塗装以外のシーンでの養生について、以下にまとめました。

 

病気などの人が安静にする

 

一般的に養生といえば、病気や怪我をした人が安静にして回復につとめることをいいます。

 

病気や怪我をした人には「養生して下さい」といたわったりしますよね。

 

養生の言葉の元々の意味は、「衛生をまもり健康の増進に心がける」や「病気をなおすように努めること」です。

 

引っ越しの際に家具や壁を保護する

 

引っ越しの現場でも、養生という言葉が使われます。

 

引っ越しの現場での養生は、家具や家の壁、廊下などが、引っ越しの搬入、搬出で傷つかないよう、ダンボールやシート、マットなどで保護することをいいます。

 

台風などの暴風から窓を守るために養生テープを貼る

 

台風が来たときに、暴風でガラスが割れないように養生テープを米印の形に貼るのも養生といいます。

 

養生テープを貼ることで、ガラスの強度が増し、暴風で何かが飛んできた際も、ガラスが割れにくくなると言われています。

 

外壁塗装での養生の役割

外壁塗装での養生とは?養生が塗装の仕上がりを決める?(2)

 

外壁塗装の現場での養生の役割についても見ていきましょう。

 

外壁塗装の現場での養生の主な役割は、塗装する箇所以外の場所に塗料が飛び散らないようにすることです。

 

外壁塗装では、異なる色の塗料を塗布したり、塗装する箇所とそうでない箇所があったりするので、塗装しない場所や違う色を塗る場所は保護しておく必要があります。

 

また、コーキング工事の場合は、コーキング材がはみ出ないようにするためにも養生が行われます。

 

外壁塗装での養生は、塗装の仕上がりを綺麗にする目的が一番大きいです。

 

そのため、養生のやり方次第で、塗装の仕上がりの美しさも変わってきます。

 

弊社では、塗装だけではなく、養生も塗装の仕上がりを決める大切な工程の1つとして丁寧に行っています。

 

外壁塗装で行われる養生の例

 

外壁塗装で行われる養生について、具体的に見ていきましょう。

 

外壁塗装では、以下の場面で養生を行っています。

 

塗装しない場所にビニール養生する

外壁塗装での養生とは?養生が塗装の仕上がりを決める?(3)

 

外壁塗装を行う際には、塗装を行わない窓ガラスや雨戸などに養生を行います。

 

窓ガラスなど、範囲の広い場所への養生にはビニールを使用するので、「ビニール養生」とも呼ばれています。

 

ビニールは、剥がしやすい養生テープで貼り付けています。

 

弊社で行ったビニール養生の作業の様子は、こちらからご確認いただけます。

 

コーキング工事で養生テープによる養生を行う

外壁塗装での養生とは?養生が塗装の仕上がりを決める?(4)

コーキング工事を行う際にも、養生は大切な作業の1つです。

 

コーキング工事は、建物の合わせ目や隙間にコーキング材を充填し、建物の気密性や防水性を高める工事のことです。

 

コーキング工事でコーキング材を充填する箇所は細い隙間なので、コーキング材がはみ出ないように隙間の周囲に養生テープを貼ります。

 

この養生テープは、接着力が弱すぎするとコーキング材がはみ出してしまい、強すぎるとコーキング材を剥がしてしまう心配があるので、適度な接着力のものを選んでいます。

 

弊社で施工させて頂いたコーキング工事の様子を紹介した記事は、こちらからご確認いただけます。

 

床にビニールシートを敷く

 

塗料が飛び散る心配があるのは、外壁や窓ガラス、付帯部だけではありません。

 

床にも塗料が飛び散り、汚してしまうことがあります。

 

土の地面なら必要ありませんが、コンクリートの場合、ビニールシートなどを敷いてしっかり養生します。

 

コンクリートが固まるまで表面を保護する

 

コンクリートを打つ作業をする時には、養生シートをかけるなどの養生を行います。

 

コンクリートの養生は、気温によっても異なります。

 

養生シートをかけるだけの簡単なものから、水を与えて湿度を一定に保ち続けなければならないなど、その時の状況や広さや施工場所などによって養生方法は異なります。

 

駐車場の車にビニール養生する

 

外壁塗装をする際、仮住まいに引っ越しせず、住んだまま施工する場合には、施主さんの車が駐車場にある場合があります。

 

塗装をする場所と離れていれば良いですが、塗料が飛んでしまう可能性のある場所にある場合は、養生が必要です。

 

この場合は、車をすっぽりと覆うビニール養生をします。

 

万が一にもお客様の車に塗料や埃などが飛び、汚したり傷つけたりしては大変です。

 

お客様の自転車などが駐車場にある場合も、同じようにビニール養生を行います。

 

足場全体をメッシュのシートで覆う

 

高所の作業が必要な場合に組み立てられる足場には、全体を覆うようにメッシュのシートがかけられています。

 

このメッシュのシートも、ご近所に塗料や埃、高圧洗浄の水などが飛んでいかないようにするための養生の1つです。

 

弊社で行った足場の

 

外壁塗装の養生で使用するもの

外壁塗装での養生とは?養生が塗装の仕上がりを決める?(5)

 

養生用ポリシート

 

養生用のポリシートは、一般で売られているポリ袋よりもかなり大きく、大きな窓もすっぽりと覆うことができる大きさのものです。

 

ポリシートで養生する場所を覆った後は、養生テープでシートを固定します。

 

養生テープ

 

養生用ポリシートを固定したり、コーキング工事を行う際に塗装部の周囲に貼るためのテープです。

 

粘着力は強すぎず弱すぎず、剥がしても後が残らないようになっています。

 

テープの幅や素材はさまざま用意されているので、養生する素材や場所に合わせて選びます。

 

養生シート

 

養生シートは、外壁塗装の現場で使用するビニールシートです。

 

床を塗料などで汚したくない場合に使用することが多いです。

 

飛散防止ネット

 

飛散防止ネットは、足場に設置して建物全体を覆うように使用します。

 

風が強い日には折りたためるようになっているので安心です。

 

外壁塗装の養生は、塗装の仕上がりを決める大事な作業!

外壁塗装での養生とは?養生が塗装の仕上がりを決める?(6)

 

外壁塗装の養生についてご紹介してきました。

 

外壁塗装の養生は、塗料が塗装部以外に飛び散らないようにするのが大きな目的です。

 

また、養生をすることによって、塗装の仕上がりが綺麗になるというメリットもあります。

 

弊社では、下地処理や養生にこだわった塗装を行っていますので、外壁・屋根の塗装をお考えの際は、お気軽にご相談下さい!

 

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