外壁塗装を行う際には、必ず下塗りという工程が必要です。
この記事では、外壁塗装の下塗りについて、以下のような点を解説します。
- 下塗りの手順
- 外壁塗装の下塗りの目的
- 外壁塗装の下塗りの役割
- 下塗りの塗料の特徴
外壁塗装をする際の重要工程の1つである下塗りについて、分かりやすく解説するので、最後まで記事をチェックしてくださいね!
下塗りとは
下塗りというのは、仕上げの塗料を密着させるための工程のことで、外壁塗装の仕上がりに影響する大切な工程の1つです。
外壁塗装を行う際には、いきなり仕上げの塗料を塗布することはありません。
まず下地の調整を行い、その後に下塗りの塗料を塗布してから仕上げの塗料を塗布していきます。
いきなり下地に仕上げの塗料を塗布すれば、塗料がすぐに剥がれてしまったり、均一な美しい仕上がりになりません。
外壁塗装を美しく仕上げるためには、塗料を塗布するまでに下塗りを始めとするさまざまな工程が必要です。
弊社で施工させていただいた下塗りの作業の様子は、以下の記事でもご確認いただけます。
下塗りの手順
下塗りの手順について具体的に見ていきましょう。
外壁塗装の手順は以下のようになっており、下塗りはその工程の半ばぐらいに行われます。
- 屋根・外壁の点検と見積もり
- 高圧洗浄
- ビニール養生
- ケレン・クラック補修などの下地処理
- 下塗り
- 中塗り
- 上塗り
- 完了報告書の提出
外壁塗装を行う際に、いきなり下塗りを行うのはNGです。
まずは高圧洗浄でしっかりと汚れを落とし、ビニール養生で塗装を行わない部分を保護します。
ビニール養生を行うことによって、塗料が飛び散ったりすることを防ぎ、塗装の仕上がりのクオリティをアップさせます。
さらにケレンを行って下地を整え、事前のチェックで見つかったクラックなども補修します。
こうした作業を経て、ようやく下塗りの塗料を塗布します。
きちんとした準備を行わずに下塗りの塗料を塗布しても、仕上げの塗料を密着させるという下塗りの役割を果たすことができません。
弊社の外壁塗装に対するこだわりについては、以下の記事でも詳しくご紹介しています。
下塗りを行う目的・役割
下塗りを行う目的には、以下のようなものがあります。
- 中塗り・上塗りの塗料をしっかり密着させる
- 塗装の仕上がりのクオリティをアップさせる
- 下地の素材を保護する
下塗りを行う最大の目的は、仕上げの塗料である中塗り・上塗りの塗料をしっかり密着させることにあります。
下塗りの塗料がなければ、中塗り・上塗りの塗料がすぐに剥がれてしまったり、塗りムラができてしまう可能性があります。
下塗りを行うことは、塗装の仕上がりのクオリティをアップさせることにも繋がります。
また、下塗りの塗料塗布することで、下地の素材を保護する目的もあります。
下塗りの塗料には、錆び止めなどの効果があるものもあります。
下地に合わせた下塗りの塗料を選ぶことによって、下地に不具合が起きにくいようにすることができます。
下塗りの塗料はどんなのを使う?
下塗りの塗料には、以下のようなものがあります。
- プライマー
- シーラー
- フィラー
上記の下塗りの塗料は、下地の種類によって使い分けることが多いです。
それぞれの塗料の特徴を、以下で詳しく見ていきましょう。
プライマー
下塗りの塗料でもっとも多く使用されるのがプライマーです。
下塗りの塗料全般をプライマーと呼ぶこともあり、以下のシーラーやフィラーがプライマーと呼ばれることもあります。
厳密には、中塗りの塗料をしっかり密着させるための塗料がプライマーです。
プライマーには、仕上げの塗料を密着させる役割の他、下地を補修・補強する役割もあります。
シーラー
シーラーは、プライマーと同じように扱われることも多い塗料です。
ただシーラーには、吸い込みが激しい下地の吸い込みを止める役割もあります。
古い下地の場合、塗料を吸い込みすぎるものがあります。
吸い込みが激しい状態で中塗りの塗料を塗布すると、塗料の塗りムラができてしまうことがあるので、下塗りの段階で下地にしっかり塗料を吸い込ませておく必要があります。
シーラーはこの下地の吸い込みを止めてくれるので、下地の吸い込みが激しい場合はプライマーではなくシーラーを使用することが多いです。
フィラー
フィラーは微弾性フィラーとも呼ばれる塗料で、下塗りの塗料としての特性は持ちつつも、プライマーやシーラーよりもかなり粘性があるという特徴があります。
具体的に言うと、プライマーやシーラーに比べて、かなりドロドロしているの状態の塗料がフィラーです。
下塗りの塗料にフィラーを使用するのは、クラックなどの補修や下地の補強が必要な箇所です。
また、リシンやスタッコなどのでこぼこのある外壁にも、フィラーを使用します。
フィラーは塗膜を厚くできるので、リシンやスタッコの壁の凹凸を滑らかにし、中塗りの塗料を均一に塗る手助けを行います。
下塗りの塗料にどのようなものを選べば良いかなどは、弊社の外壁・屋根の無料チェックをご利用頂ければ、最適なものをご提案させて頂きます。
下塗りは外壁塗装の大切な工程の1つ!
外壁塗装における下塗りの役割や目的・塗料の種類などについてお伝えしてきました。
下塗りの目的や役割は、以下のようなものがあります。
- 中塗り・上塗りの塗料をしっかり密着させる
- 塗装の仕上がりのクオリティをアップさせる
- 下地の素材を保護する
下塗りを行うことによって、外壁塗装の仕上がりのクオリティはまったく異なってきます。
弊社では、下塗り・中塗り・上塗りの3度塗りを徹底して行っていますので、まずは外壁・屋根の診断をご利用ください!
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