外壁の劣化症状はいくつある?劣化の原因や補修方法も一挙に紹介

外壁の劣化症状はいくつある?劣化の原因や補修方法も一挙に紹介

外壁は常に外気にさらされているため、劣化しやすい場所になります。
しかし、外壁は日常的に見るものなので、なかなか劣化に気づきにくいものです。
劣化症状について知ると外壁の正しいメンテナンスができるため、きちんと理解しておくことをおすすめします。
そこで本記事では、正しいメンテナンスができるように外壁の劣化症状について紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。

目次

外壁の劣化症状

外壁の劣化症状はいくつある?劣化の原因や補修方法も一挙に紹介

外壁の劣化症状には主に以下の6つがあります。

・ひび割れ
・変色
・塗装剥がれ
・カビ、コケ、錆び 
・チョーキング

ひび割れ

0.3㎜以下のひび割れはヘアークラックと呼ばれており、すぐに処置しなくても問題ありません。

ただし幅が0.3㎜以上のひび割れは、建物内部に雨水が侵入する可能性があるので、早急に処置してください。

また、見逃しやすいのがコーキングのひび割れであり、よく雨漏りの原因になっています。

築7年ほど経つと外壁にひび割れが現れ始めるので、気をつけておきましょう。

変色

外壁の色が変化したら劣化の初期症状なので、ひとまず経過観察しましょう。

塗料は紫外線の影響を受けると、樹脂が劣化してきて変色します。

そのため、太陽が当たりやすい南側の外壁は劣化しやすく、築3年ほどで変色が現れ始めます。

外壁の変色を確認したら経過観察をしつつ、塗装を検討しましょう。

塗装剥がれ

塗装が剥がれたり浮いていたら、かなり外壁が劣化しているサインなので早急に処置しましょう。

塗装がないところは急激に外壁の劣化が早くなり、最悪の場合は建物全体が腐食する可能性があります。

築15〜20年ほど経つと塗装のひび割れの劣化が進み、剥がれや浮きといった症状が現れるので注意しましょう。

塗装の剥がれを発見したら、まずは外壁材に異常がないか確認してください。

カビ・コケ・錆び

塗装が劣化して防水性が下がると、外壁材に雨水が染み込んでカビやコケが生えます。

特に、太陽が当たらない北側の壁は湿気が溜まりやすいので注意が必要です。

また、錆びは金属系の外壁材で起こる劣化症状であり、塗装の防水性が落ちると発生しやすいので、カビやコケと同様に広範囲にならないうちの処置が大切です。

カビやコケ、錆は築10年ほど経つと外壁に現れ始めるので、早めに対処しましょう。

チョーキング

外壁を手で触って白い粉がついたらチョーキングと言われる現象が発生しており、塗装の保護機能が失われた証拠です。

チョーキングとは塗装が紫外線により結合力を失い、顔料が粉状になることを言います。

この現象を知らずに白い粉を掃除して終わる人がいますが、根本的な解決にはなっていません。

築8年ほどでチョーキングが現れるので、早い段階で塗装をおこなってください。

外壁が劣化する原因とは

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外壁が劣化する原因は主に2つあります。

・太陽光などの外的要因

・経年劣化

太陽光などの外的要因

太陽光の紫外線と熱が原因で塗装が劣化します。

そのため、太陽光が当たりやすい南側は劣化が進みやすいです。

また、雨風も外壁が劣化する要因として多く、特に台風が発生した後には劣化が激しくなります。

中には酸性雨が降る場合もあり、外壁に当たると塗装が酸化するので注意してください。

経年劣化

外壁には寿命があり、どれだけ丁寧に使っていても経年劣化します。

経年劣化で塗装のコーティングが割れたり剥がれたりすると、外壁に雨風が浸透して内部が劣化します。

そのため、定期的な塗装をして外壁を守らなければいけません。

塗料ごとで耐用年数が違うので、外壁に使っている種類を把握しこまめな塗装をしましょう。

外壁の補修方法

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外壁の補修方法は以下の4つです。

・部分補修

・塗り替え

・重ね張り、張り替え

・洗浄

劣化の状況により、適切な補修方法が変わるので業者とよく相談して選択して下さい。

部分補修

部分補修とは、劣化や不具合のある部分のみに処置をする補修方法です。

コストが安いところが魅力であり、劣化箇所を早期に発見した場合は部分補修で済む場合が多いです。

コーキング打ち、部分塗装、サイディングのビス打ちなどが部分補修に挙げられます。

塗り替え

塗装の塗り替えは、軽度のひび割れや塗膜剥がれが発生した場合におこなう補修方法です。

外壁は経年劣化で塗装が劣化してくると、防水性が低下し建物内部が腐食します。

そのため、定期的に塗装の塗り替えをおこない、防水性を回復させる必要があります。

重ね張り・張り替え

重ね張りと張り替えは、外壁の劣化が重度な場合におこなう補修方法です。

重ね張りはカバー工法ともいい、既存の外壁の上から新しい外壁を貼り付ける補修方法です。

コストが安く工期が短いのですが、既存の外壁が残ったままなので、後々トラブルになる場合があります。

一方、張り替えは新しい外壁を貼り直す補修方法です。

既存の外壁を剥がすのでコストと工期が掛かりますが、新しい外壁になるので長い間トラブルなく安心して使用できます。

洗浄

洗浄は外壁についた汚れや、傷んだ塗装を高圧の水でキレイにする補修方法です。

また、コケやカビが生えている場合は、ただ外壁をキレイにしても増殖してくる可能性があるので、バイオ洗浄をおすすめします。

洗浄は外壁や塗装を変えなくていいので、現状のデザインが気に入っている人にはおすすめです。

外壁の劣化を放置しすぎるとどうなる?

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外壁の劣化を長期間放置していると、以下のようなトラブルに繋がります。

・外観が損なわれる

・補修費が余計にかかる

・建物の寿命が短くなる

・建物の資産価値が下がる

外観が損なわれる

塗装が劣化すると、色あせや剥がれが発生し見た目が悪くなります。

また、コケやカビも発生すると築年数以上に古い印象になる場合もあります。

塗装すると新築同然になるので、定期的にメンテナンスしましょう。

補修費が余計にかかる

外壁の劣化が進むと簡単な方法では補修できなくなり、高い補修費がかかります。

メンテナンスのお金がもったいないと思う人が多いですが、大規模な工事を1回するよりも、結果的に安くなる場合が多いです。

外壁の劣化は発見が早いほど補修コストが安くなるので、定期的な点検をおすすめします。

建物の寿命が短くなる

外壁が劣化すると、ひび割れや塗装の剥がれなどから雨水が浸透するので、家の寿命が短くなります。

劣化するのが外壁だけならいいのですが、放置しすぎると内部まで腐食が広がり、建物全体の寿命まで影響してきます。

外壁は建物全体を雨風から守る大事な部分なので、しっかりとメンテナンスしましょう。

建物の資産価値が下がる

資産価値は建物と土地から算出されるので、建物の外観や耐久性が悪ければ資産価値は下がります。

しかし、塗装を頻繁におこない、耐久性を保っていれば問題ありません。

塗装の種類もさまざまあり、遮熱などの機能も加えると外壁が劣化しづらくなります。

将来的に建物の売却を考えている人は、資産価値が下がらないように気を付けておきましょう。

まとめ

外壁の劣化症状を把握できれば、状態を見るだけで今すぐ補修すべきか判断ができます。

また、外壁は適切なメンテナンスをすると無駄なコストが掛からず何年も使えるため、定期的に点検してください。

自分だけの判断では不安があるという方は、業者に頼んで調査してもらうと確実です。

当社では住まいの点検とお見積もりを無料で行っております。

お気軽にご相談ください!

*K*

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